2015年6月18日木曜日

慰安婦問題を巡る日韓交渉の内容が判明:当たり前だがあまりに隔たりは大きい!

日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO88207450Y5A610C1EA1000/

日経新聞で、昨年から8回重ねてきた日韓外務省局長級会合の内容が報道されました。この内容の何について朴クネ氏は「相当な進展があり、交渉は最終段階にある」と言っていたのか、詳細は分かりませんが、大きなトピックです。

簡単にコメントです。

1 韓国がとる措置

(1) 海外での反日キャンペーンの関与停止

韓国は官民を挙げて世界中で反日キャンペーンをやっています。大統領の告げ口外交、独島宣伝、さらにはVANKなども含めて官民あらゆる反日運動に勤しんでいます。戦争中の敵国ならまだしも、建前は同じ陣営に属すはずの「(名前だけですが)友好国」がこんなものが許される事事態があり得ません。

(2) 国内外にある慰安婦像の撤去

本家ソウル日本大使館前のもの自体が国際条約を堂々と違反する存在ですが、アメリカにたくさん建てられてしまった少女像や記念碑・追悼碑など失礼この上ありません。日本人への事実無根の無法なる攻撃です。

(3) 現政権での最終解決への保障

これ、韓国は河野談話の時に一回破っていますからね。信用できませんね。

2 日本がとる措置

(1) 駐韓日本大使による元慰安婦への面会

ナヌムの家ということになるのでしょうか?面会してまあ謝罪という感じになるのでしょう。

(2) 安倍首相による謝罪や責任への言及を含む声明

謝罪と言っても色々なものがありますから、どういうものがあり得るでしょうか?また責任への言及と行っても、道義的なものか、法的なものか、どこまででしょう。

(3) 日本政府の財政支出による元慰安婦への支援

これ、日韓基本条約で、さらに村山談話→アジア女性基金で払ったじゃないか、、、アジア女性基金では受け取った人を挺対協がいじめたりしたから裏でこっそり受け取ったりとか、受け取れなかった人はその代わりに韓国政府からもらったでしょ。どれももらっていないという人はいないと思いますが、「日本の公的資金でないといけない」という事で二度目のおかわり、という事でしょうか?

3 忘れてはならないポイント

この交渉がこのままうまく行って、上記の表どおりに進むとはとても思えません。が、一応可能性について考察したいと思います。

(1)日本軍日本人慰安婦はどこに行った?差別だよ。

(2)現(朴)政権での最終解決への保障という事が、仮に実現して、さらに次の政権以降も守られて慰安婦問題が収まったとしても、本命は慰安婦より圧倒的多数の男性の徴用工の問題(彼らは強制連行・強制労働と主張します)が次に来ます。

(3)ありえないと思いますが、もし上記の線で日本の全面降伏的な決着(韓国側にあくまで不当な乱暴狼藉をやめて下さい、という当たり前の措置の話ですから私はそう考えます)がなされた場合、嫌韓に満ちている今の日本の怒りが頂点に達し、日韓関係はさらに修復不能なほどに悪化するものと思います。

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