2018年7月31日火曜日

朝日新聞が英語で慰安婦=性奴隷的主張を世界に垂れ流し


朝日新聞は言うまでも無く慰安婦問題の主犯格です。その朝日新聞ですが、2014年ついに批判に耐え切れなくなり長年の慰安婦誤報について認め、後に謝罪しました。ただ、これは全面謝罪ではなく、心から反省したわけではありませんでした。

吉田清治については認めざるを得ずこれを取り消しましたが、女性の人権問題としての慰安婦問題はこれからも問題にし続ける、という態度でした。その後も息のかかった学者などに自分達の主張を代弁させながら慰安婦記事を載せ続けましたが、さすがに日本国内では大勢は決し、また日韓慰安婦合意もあり、慰安婦問題を続けるのは難しくなっています。また、ネット時代の今、おかしな記事を載せるとすぐに批判されてしまいます。

http://www.asahi.com/ajw/

しかし、朝日新聞は日本人が英語が苦手なのを良いことに、英語版サイトではいまだ慰安婦=性奴隷的な主張を続けています。日本国内の敗北を海外から巻き返そうという意図もあるのでしょう。具体的にはforced to provide sex=性行為を強要された、というような表現を頻繁に使っており、「性奴隷」=sex slaveという直接表現こそ使っていないものの、知らない人が読めば到底慰安婦=自由意志の売春婦とは理解できず、まさに性奴隷とも言うべき物理的な強制性を想起させるものとなっています。これは巧妙な表現であり、主語が分からない受身形にしているため、余程注意深い読者で無い限り、読み手(外国人)は「(主語=)日本軍が朝鮮人女性に性的関係を強要した」と誤解させるものとなっています。しかしこれは、慰安婦という職業は全体として自らの意思で性産業に従事している人が多いという全体像を、一部の極端な例のみを代表例として別のものに見せる偏向報道に他なりません。無知な外国人を騙し続ける朝日新聞お得意のフェイクニュースと言えます。

今回日本人を叱咤激励する活動を行なうケント・ギルバート氏と、オーストラリアで韓国の慰安婦像設置運動と戦いこれを見事阻止してきた山岡鉄秀氏朝日新聞に抗議の申し入れをしました。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180727/soc1807270013-n1.html

https://stop-asahi-propaganda.jimdo.com/7-23-%E5%9B%9E%E7%AD%94%E7%99%BA%E8%A1%A8/

その回答は、全く非を認めない「ゼロ回答」とも言うべきものでした。4つのポイントがあります。
(朝日新聞回答のポイント)
1 「物理的な強制で性行為を強いられた」という印象を受けるforced to provide sexという表現を使用しないこと
⇒朝日:forced to provide sexという表現はアジア女性基金や河野談話を元にしている。また、安倍政権にいたるまで歴代内閣は河野談話・村山談話を踏襲している。

2 吉田証言が虚偽であり、記事を撤回した事実を改めて英文で告知すること
⇒朝日:「吉田清治記事が誤っているためこれを取り消します」という記事や、この記事の英訳はまだネットに掲載しており読める状態になっている。また、「朝日新聞による慰安婦報道を検証する第三者委員会報告書」の要約版の英訳文を、国連本部、同広報センター、米国議会、在日米国大使館、韓国大使館、米国グレンデール市などに送付した。

3 forced to provide sexが軍隊による物理的強制連行や性奴隷化を意味しないと主張するなら、具体的にこの表現が何を意味するのか明確に説明すること
⇒朝日:慰安婦の境遇は様々なものがあり、一言で言う事は難しいが、「河野談話」や「アジア女性基金」があり、また、東南アジアでの兵士による女性レイプ事件(インドネシア白馬事件)もあり、これらを総合している。forced to provide sexという表現について、英語ネイティブスピーカーが読めば、「軍隊による物理的な強制で性行為を強いられた」という印象を受けると指摘されているが、当該表現は「意に反して性行為をさせられた」という意味。

4 今後慰安婦の説明的表現を追加するなら、comfort women who worked in brothels regulated by the military authoritiesなどの表現を使用すること
⇒朝日:その都度ふさわしい表現を使うよう努めてまいりたい。

まあ酷い話です。
1は慰安婦全体の状況は無視して、一部の「強制連行はあった、強制された性行為があった」という見方を切り出してこれに依拠しています。

2は「吉田清治記事が誤っているためこれを取り消します」という記事がどこかに載っているという事が何だと言うのでしょうか。また、その話と今問題になっている英語読者に誤解を与え続けていることとはほぼ関係ありません。そもそもそんな記事に気付きもしない読者がほとんどでしょう。さらに、「朝日新聞による慰安婦報道を検証する第三者委員会報告書」の要約版の英訳文を各所に送ったということですが、それが英語読者に誤解を与えている事を解消もしていないものと思います。そもそも「国連本部、同広報センター、米国議会、在日米国大使館、韓国大使館、米国グレンデール市などに送付した」というのも本当かどうか分かりません。
3はこれも1同様、慰安婦を説明するのに、「河野談話」や「アジア女性基金」、そして「インドネシア白馬事件」などを根拠とするひどい偏向報道・フェイクニュースです。

4もふざけた回答で、「何もしません」というゼロ回答です。

このふざけた朝日の回答に対して、質問したケント氏や山岡氏は再度質問を出しているようなので、この行方に注目です。

また、「その都度ふさわしい表現を使うよう努めてまいりたい」という事を言っていましたので、久しぶりに朝日の英語サイトをチェックすることとします。