2014年12月28日日曜日

在韓米軍元慰安婦の初公判

今回は在韓国連軍=米軍の元慰安婦の話です。分かりやすいブーメランと言えますし、大統領以下が批判を続ける日本の慰安婦にも大きく関係する話です。

ちなみにご存じ無い方がいらっしゃれば、慰安婦問題に執念を見せる朴クネ現大統領お父様の正煕大統領は永い期間この在韓米軍慰安婦の最高責任者(元締め?)であったという皮肉です。「基地村浄化対策」で検索してみてください。

ソースは若干注意が必要かも知れませんが、ここ以外に、例えば「(日本軍)慰安婦問題は重大な女性の人権問題」と言って譲らない朝日新聞を含めてどうもこの問題がスルーされている状況です。なぜでしょう?日本の慰安婦問題を散々批判している人達はなぜ同種と言えるこの問題に関心を示さないのでしょうか?

まさか日本の慰安婦は悪い慰安婦韓国(米国)の慰安婦は良い慰安婦、とでも言うのでしょうか?

http://www.recordchina.co.jp/a99445.html

米軍元慰安婦の初公判、韓国政府「違法行為を立証できてない」=韓国ネット「日本に強気だった韓国政府はどこへ?」「過去のことは騒ぎ立てるな」

2014年12月19日、韓国・聯合ニュースによると、基地村で売春に従事していた122人の女性が、「国が米軍相手の慰安婦制度を作った」として、韓国政府を相手に提起した裁判の初公判がソウル地裁で開かれた。

(中略)

政府側の弁護人は、「国家賠償の成立には、122人それぞれが、個別公務員担当者の具体的な行為などを立証する必要がある」とした上で、警察の黙認、ほう助などについて違法行為を証明できていないと主張した。これに対し、被害者側の弁護人は、「政府が管理して組織的に運用したものであることは明らかだ。その違法性を問うための訴訟であるため、個人の具体的な不法行為を立証する必要はない」と反論した。

(後略)

この話、当然ながら日本の慰安婦問題にも影響しますから、大変重要です。

もちろん彼我の慰安婦には異なる点も多いですが、今回の裁判で政府側弁護人の主張は韓国政府の立場を代弁していますから、上記主張をそのまま日本を批判する韓国人に返してあげるというのも一案だと思います。日本を慰安婦で批判する韓国人の中にはこの米軍慰安婦の存在すら知らない(知らされていない)若年層も多いのかも知れません。今後も本件は要注目です。

2014年12月26日金曜日

Asahi updated and CWI arguments in Japan

Happy holidays to you all.

Asahi updated and this is important in CWI arguments in Japan.

Asahi Shimbun President apologized again on Dec. 26 in response to a recent report issued by a third-party committee.

But please do not forget that this is not a surrender at all. They do apologize, but not for the most important parts.

Please also remember that the third-party committee members were chosen, appointed and perhaps hired by Asahi, though they did an OK job to a certain extent.

Still, it is a step forward and hopefully we can go on in 2015.

http://www.asahi.com/english/articles/AJ201412260080.html

2014年12月24日水曜日

植村隆氏が今度はハンギョレ新聞に登場

本当に植村隆氏ばかり取り上げたくないのですが、最近良くメディアに出るので、再度取り上げる事となります。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/19119.html

今回は「韓国の朝日新聞」ハンギョレ新聞です。植村氏も全く出てこないよりは良いかも知れませんが、ホームと言いますか安全なお仲間のグループ内で一方的にご自分の主張を述べるだけではなく、そろそろアウェー、例えば産経・読売または文春・新潮あたり、さらには一方通行ではなく、討論会などにも堂々と出て来てはいかがでしょうか?

以下は本記事のポイントと思われる点の抜粋です。それに対する考えを赤文字で記載します。

彼は1991年8月11日、「朝日新聞」大阪本社版に、自ら日本軍慰安婦であったことを初めて公に明らかにした金学順さん(1924~1997) に関する最初の記事を書いた人物である。彼は日本の右翼にとって、慰安婦に関する「捏造記事」を書き、日本の名誉と国益に限りなく大きな傷を残した「売国 奴」だ。しかし、慰安婦問題を解決することが、より良い日本と平和な東アジアを作り上げる第一歩になると信じる革新勢力にとっては、崩れてはならない重要な「砦」となっている。

なぜ植村氏が注目されているのか?それはここにもあるように、初めて慰安婦と名乗り出た金学順さんを、初めて記事(記事中は実名は出さず)にした記者だからだと思います。世界で初めてですね?

また、ここに書いてある通り、彼は「革新勢力」に祭り上げられ、まさに崩れかかっている「朝日的なもの」の象徴になっていると思われます。それはもうご自身も分かっていて今の活動をやっているわけですよね?


「攻撃の始まりは、1月末発売の「週刊文春」(発行日基準では2月6日号)だった。記事のタイトルは「慰安婦捏造朝日新聞記者がお嬢様大学教授に」だった。 慰安婦捏造記事を書いた植村が、4月から神戸松蔭女子学院大学の教授になるという内容だった。数日後の1月31日、学校の事務局長から会いたいと電話がき た。そして、2月5日、 神戸のホテルで副学長、事務局長と面談した。私は記事を捏造していないのだから、きちんと説明すれば学校でも理解してくれると考えた。そこで説明資料を取 り出したところ、大学側では「記事の真偽とは関係なく、このままでは学生募集などにも影響が出る。松蔭のイメージが悪化する」と述べた。

「私は記事を捏造していないのだから、~そこで説明資料を~」捏造していないのなら、また、資料まであるのであれば、神戸でやろうとしたように大きな疑念・疑問を持っている国民相手にも説明していただけないでしょうか?


- あなたがこのようにとんでもないバッシングを受けるようになった原因は何だと思うか。

 「今の状況は自分も時折実感がわかない。金学順さんの初の証言が出たころ、私と同じような記事を書いた人は多かったのに、なぜ私だけがこのようなバッシングを受けるのか、理解できない。私が金学順さんの証言を最初に書いた経緯はこうだ。<朝日新聞>大阪本社社会部時代の1990年、当時のデスクが夏の平和企画として、韓国にいる慰安婦の女性を探してみようというアイディアを出した。それでその年の夏、2週間ほど韓国を回って取材した。しかし、歩き回っただけで取材は空振りだった。それから1年後、当時を記憶していたソウル支局長「韓国挺身隊問題対策協議会(以下、挺対協)が慰安婦の女性を見つけたようだけど、取材してみないかね」と提案してきた。それで1991年8月10日、 ソウルの挺隊協事務所で、尹貞玉・共同代表から金学順さんの 証言を録音した録音記録を聞くことができた。インタビューではなかったので質問できない状況だったが、長い間沈黙していた韓国の慰安婦女性が初めて歴史の前面に出てきたことだったので、十分記事の価値はあると判断した。右翼は、慰安婦問題が今の ように世界的に大きな問題となったのは、私が金学順さんの証言を報道したからだと主張する。結局、私が推測できる理由は一つ。私の妻が韓国人で、義母が梁順任・太平洋戦争犠牲者遺族会会長だからだ。しかも、義母が戦後補償訴訟と関連して詐欺罪で起訴された事件(8月に無罪が確定)があった。右翼はこれらをもって 、植村が義母のために記事を捏造したという虚偽のプロパガンダを流布させている. 私は1996~1999年のソウル特派員時代には、梁順任の婿が慰安婦問題を書いていると言うバッシングを受けたくなくて、そうした記事はわざと避けていた」

確かに植村氏個人のみを批判するのは個人的には反対です。これは植村氏一個人の暴走であったのではなく、一連の朝日新聞の組織を挙げた「従軍慰安婦日本攻撃キャンペーン」の一部に過ぎず、植村氏は末端の実行者の一人に過ぎません。これは朝日新聞の組織ぐるみの行いでした。その意味で植村氏のみを批判するのはおかしいと思います。ただ、植村氏はそのインパクトから「慰安婦記者の象徴」的な位置づけになっているものと思います。

「録音した録音記録を聞くことができた。インタビューではなかったので質問できない状況」と言いますが、故人ならともかく、金学順さんご本人が4日後には表に出てきて記者会見していたではないですか。なぜ裏取りすらしなかったのですか?
元慰安婦の取材をするスペシャリストとして白羽の矢を立てられ、大阪社会部からソウル支局に呼ばれて行ったと自分で言っているではないですか?そのスペシャリストが現地にわざわざ行ってテープを聞いただけ?まさか金学順さんに会った事も無いと?インタビューできなかった?同時期に天下の朝日ではなく、道新がやっていますが?そして裏取り無し?によって実際に重大な「誤報」をやってしまったではないですか。

義母の梁順任についても触れざるを得ないわけですが、仮に意図的ではなかったにせよ、結果的に利益関係者である彼女に有利となる記事を書いた結果責任についてどう考えるのでしょうか?「意図的では無かった」と主張すれば許されるとお考えなのでしょうか?また梁順任が証拠不十分で無罪と言っていますが、なぜ彼女の同僚が7年6ヶ月もの実刑判決を受けた事には触れないのでしょうか?監督責任もあった可能性もありますし、全くのシロではありませんよ。

「1996~1999年のソウル特派員時代」 に誤解を受けぬよう慰安婦問題を避けていたと主張していますが、1997年末まで存命であった金学順さんについての追加調査、例えば慰安婦となった経緯や挺身隊ではなかった事などいくらでも調査できたでしょう。記事にしないまでもなぜ放置したのですか?


-日本の右翼があなたを「捏造記者」と呼ぶことについてどう思うか。

「捏造記事は書いていない。私への批判は、金学順さんに関する記事で 「女子挺身隊」と「従軍慰安婦」を混同して書いたということであり, も う一つは、金学順さんが 慰安婦として連行される前に キーセン学校に通った事実に言及しなかったという点だ。だが、 慰安婦問題が初めて露わになった 時、韓国では慰安婦と挺身隊を同義語として使っていた。また、キーセン学校は酒の席で踊りを踊ったり楽器を扱う方法を学ぶ場所で、そこに入ったからといっ て必ず慰安婦になるわけではない。私を批判する<読売新聞>の当時の記事を見ても、挺身隊と慰安婦を混同したり、金学順さんがキーセン学校に通った事実に触れない記事がある。金 学順さんが「強制連行」されたとも書いていない。個人的には朝鮮では慰安婦の強制連行はなく、少なくとも今までは、これと関連した資料は発見されていない と思う。金学順さんも一貫して言っていることは、 強制連行ではなく「だまされて行った」「意に反して行った」ということだ。私は記事に「女子挺身隊の名 で連行され、日本軍を相手に売春行為を強いられた」と書いた。ここでの「連行」は、 まともな人たちを狩りをするようにつかまえるという意味の強制連行で はない。嘘であることが暴露された 吉田清治証言(自分が済州島で女性狩りをするように強制連行したと語った証言)に基づく記事は1本も書いていない」

ここが最終防衛ラインなのでしょう。今さら「実は意図的な捏造でした」とは言えないのでしょう。しかし客観的に見て、意図的でなかったと考えるのは大変難しいのが常識的な感想でしょう。「キーセン学校の件を隠した」事に触れていますが、キーセンが必ず慰安婦になるわけではない?ごく一部を除き、売春稼業に携わる事になるのは多くの人が理解しているところですが?

それに「女子挺身隊の名で連行され」とは書いたが、「強制連行」されたとも書いていない?あのですね、植村さんや朝日新聞はプロのジャーナリストでしょ?愛する朝日新聞のやっている「コトバンク」では


「連行する」

・(犯人などを)つれていくこと。「容疑者を-する」
・本人の意思にかかわらず、連れて行くこと。特に、警察官が犯人・容疑者などを警察署へ連れて行くこと。「犯人を―する」


と出ていますよ?「連行された」と言えば、普通の日本語力があれば公権力(軍や警察)によって無理やり連れて行かれる、という意味なのです。まさか「実は朝鮮人売春ブローカーに連れて行かれました」とは理解しないわけですよ。


それから、金学順さんや植村氏の義母達が1991年12月に開始した裁判の訴状でも「女子挺身隊」は出てきませんね?

これでもまだ、繰り返し「意図的な捏造ではなかった」と言い張るのでしょう。ただ、再度言いますが、「意図的ではなかった」と言えば全て許されるのでしょうか?結果責任や過失責任というものを考えた事がありますか?


- あなたが右翼からとんでもないバッシングを受けていたころ、<朝日新聞>では慰安婦記事に関する検証記事を発表した。


「8月5日 <朝日新聞>が 慰安婦記事を検証し、私が書いた記事は 「捏造ではない」と確認した。私はこれで自分の名誉が回復するものと思っていた。こうした流れのなかで、10月6日全国の学者、弁護士、マスコミ関係者ら444人が集まり、「負けるな北星!の会」を作った。そして、12月17日 北星大学が私との非常勤講師契約を1年延長すると発表した」「私 は日本を愛する愛国者だ。日本がアジアで尊敬される国になることを願っている。 そうなるためには、私たちが周辺国に謝罪することがあるなら謝罪し、直す べき点があるなら直すべきだと考える。過去の問題をきちんと解決しなければ、アジアの中で日本は尊敬や信頼を勝ち取れない。私が金学順さんの記事を書いた のは32歳の若い時だった. 当時 「太平洋戦争開戦から50年が過ぎ、ようやく歴史の暗部に光が当たろうとしている。この歴史に対して、われわれ日本人は謙虚であらねばならない。これを放置することは、ハルモニたちを見殺しにすることに他ならないのだ」と書いた。これは若き日の植村が、56歳 になった今の植村に投げかけた言葉だと思う。これまでは慰安婦問題をあえて避けてきたが、これからはこの問題に目をそらさず直視したい。攻撃されて逃げ場 所がないから闘うしかない。いまの日本には歴史の暗部を見つめようとする人々を攻撃しようとする勢力がいる。しかし、それに屈しないと声を上げる人々もい る。来年も学生たちを教えられるようになったこ とが何よりうれしい。 私は捏造記事など書いていない。これからも不当な攻撃に屈せず闘っていこうと思 う」

「私はこれで自分の名誉が回復するものと思っていた。」って、朝日新聞が捏造ではないと紙面で主張すればそれを世の中が「はいそうですか」と真実として信じてくれると思っているのでしょうか?

私にはこう思えます。植村氏や朝日新聞は元慰安婦のおばあさん達のためというよりも、自分達の信じる主義・主張のために彼女達を用いたのではないか? と。本当にそうだというのであれば、これまでの行動はそれと合致するのか?という疑問があります。さらに日本人慰安婦について一度でも取材を試みた事があったのか?とも。そして、これは植村氏とその応援団にも言えるのではないか?つまり本当に植村氏のため、というよりも自分達の信じる主義・主張のための運動テーマになっているのではないかと?


これからも注目していきたいと思います。

〈重要〉朝日新聞社による慰安婦報道を検証する第三者委員会が報告書を公表

12月22日、朝日新聞社による慰安婦報道について、大変重要な動きがありました。

9月11日の謝罪会見以来の重要性があると考えています。

http://www.asahi.com/articles/ASGDQ5TP1GDQUEHF00C.html

一つの大きなポイントになると思いますので、しっかり報告書を読んだ上で追って考察したいと思います。

ある朝日新聞記者のつぶやき

別に植村隆氏ばかりを取り上げたいわけでもないのですが、どうしても慰安婦問題で最近その関連が多くなってしまいます。

さて、今回はある朝日新聞記者のつぶやき=ツイッターからになります。

関根和弘さんという朝日新聞記者の方がいらっしゃいます。

https://twitter.com/usausa_sekine/status/545455279102369792

https://twitter.com/usausa_sekine/status/545453881560268801

この方のツイッターについて、

「朝日新聞記者にもまともな人がいたか」とか
「いや、これはこういう良い人もいる、という朝日新聞のやらせに違いない」

など色々な意見があり、それらについての見解は差し控えます。ただ、私も個人的にこの方の発信はバランスが取れており、朝日新聞も組織としてもっとこういう感じになっていくと良いと思っています。

本題に入りますが、この記者の方、北海道報道センター記者という事で北星学園大の植村氏を何度も取材しているそうです。そして、こう述べています。

「私は当初から、特集記事が出ても多くの批判、抗議、疑問が投げかけられている以上、朝日のしかるべき立場の人間同席で、植村さんがご自身の口で説明を尽くすのがいいのではないかと個人的に思っていました。」

「植村さんの言葉を本当に届けるべきは、そうしたインナーサークル的な人たちではなく、別の人たちではないか、と個人的には思っています。たとえさらに批判されたり、納得を得られなかったとしても。」

まさにその通りだと思います。別にこの方一人がこう言っているからといってそれが朝日新聞社の見解ではないでしょう。見ていると社としての見解は違うと思います。しかしこれらを朝日の人が言った事に意味があると思います。

朝日新聞や植村氏が批判されるのは、同様に不満や怒りを感じている国民が多いからではないでしょうか?

植村氏やその応援団は自分達の被害ばかりを強調して「民主主義を守る戦い」「学問の自由を守る戦い」という話ばかりせず(もちろん犯罪行為はいけませんし、不当な扱いと戦う事自体を否定はしませんが)、本題に向き合ってはいかがでしょうか?ジャーナリストとして・世界第2の発行部数を誇る報道機関として、時として世界中に情報を届ける・拡散するその責務や結果責任にきちんと向き合って、多くの人が疑問に思っている事、つまり

なぜ金学順さん本人が売られた、と言っていたのに、「金学順さんが女子挺身隊の名で(誰かさんによって)戦場に連行された」本人が言ってもいない事を書いたのか?

について正直に
誠実に説明をしてもらえないでしょうか?

それを避け続けてお仲間と「日本の民主主義を守る」などと言っていても事態は悪化する一方だと思います。

植村隆氏の雇用継続決定と「負けるな北星!の会」

先日、北星学園大が一度打ち切りを考えていた元朝日の「慰安婦記者」植村隆氏の2015年度の雇用継続決定を発表しました。

読売新聞より

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141217-OYT1T50149.html

これは植村氏や支援者側からすれば、
「日本の民主主義を守った」
「学問の自由を守った」
「大学の自治を守った」
「非常に歴史的な決断」

という事のようです・・・

もう大学として、運命共同体としてどこまでもやっていく覚悟が出来たという事でしょうか?

それと、支援者団体について一つ面白いものを見つけました。

http://makerunakai.blogspot.jp/2014/12/blog-post_16.html

「大学に圧力を加えるのは民主主義への挑戦であり、人権侵害であり、不当であり・・・」と主張する人達ですが、

その一方で、

弁護士100人規模で「跳梁するネット右翼の言論封殺活動を掣肘(=わきから干渉して人の自由な行動を妨げる)する」=日本で初めての電話行為の刑事告発を目指す

という活動をやっているようです。何かものすごく必死な感じがします。「ネット右翼の言論封殺活動を掣肘」という点について、明確な違法行為を法曹関係者として防ぎたいというだけの話なのか、それとも「掣肘」ですから、合法的な行為も圧力を加えて封殺してしまおうという事なのか?

この弁護士さん達は消費者による企業への正当な苦情の電話についてはどう思っておられるのでしょうか?場合によってはさながら自分達の圧力は正義の圧力・良い圧力、対立勢力の圧力は悪の圧力、という事でしょうか?その辺りをお聞きしてみたいです。

大学当局にとっては、これら「負けるな北星!の会」なる大応援団(数百名規模の弁護士含む)からの声は圧力と言うよりも、純粋な応援の声に聞こえたのでしょうか?

知る由もありませんが、こういった騒動が、2015年度以降の志願者に影響があるのかどうかに注目です。大学当局や教員、大学を超えた特定の思想集団・強い力を持った大人達が植村氏の雇用を巡り、政争・イデオロギー闘争を繰り広げる一方で、一番の主役であるべき学生さんが蚊帳の外で不利益を被ってはいけません。

「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同

今回は「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同について考えてみたいと思います。

「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同は植村氏の記事が初めてではない、という指摘があります。

http://blogos.com/article/94802/

この方の記事をいくつか読みましたが、信頼性の高い内容と言って良いと思います。

時系列に見ます。(一部引用)

・千田夏光氏が著作「従軍慰安婦」で、女子挺身隊のうち従軍慰安婦にされた人が多数いると記述したのが1973年。
・朝日新聞の松井やより記者が、韓国の新聞の「私は女子挺身隊」と言う連載を読んで元従軍慰安婦の事を知ったと書いたのが、1984年11月2日。
・読売新聞が用語解説で、女子挺身隊の名の下に従軍慰安婦にされた人がいると記述したのは、1987年8月14日。
・韓国No1と言っても良い反日団体挺身隊問題対策協議会(挺対協)が設立されたのは、 1990年11月16日。
・植村隆氏の記事が出たのは、1991年8月11日。

なるほど、確かに、植村氏の記事が史上初めて「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同をした、という認識は間違いでしょう。知られた元毎日の千田氏や後に「女性戦犯国際法廷」なるものを開催した朝日の松井氏以外に読売新聞もやっていたのは意外でした。

朝日新聞の8月の検証記事にも当然記載はあります。

http://www.asahi.com/articles/ASG7M01HKG7LUTIL067.html

「1944年7月に閣議決定された朝鮮総督府官制改正の説明資料には、未婚の女性が徴用で慰安婦にされるという『荒唐無稽なる流言』が拡散しているとの記述がある。」

そうです、「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同は間違った噂レベルで戦時中に朝鮮半島で既に存在していたのです。また、上記の通り、「女子勤労挺身隊」と「従軍慰安婦」の混同をした新聞記事や著述が植村氏が初めてであったかというと、確かに事実ではありません。

ただ、上記の朝日新聞の挺身隊との混同についての説明である「当時は研究が乏しく同一視」「原因は研究の乏しさにあった。」はどうでしょうか?「ああ、それなら仕方が無い。納得した。問題無い。」という識者は少ないようです。

当の朝日新聞自身が1992年3月7日付朝刊で、韓国人が挺身隊と慰安婦を混同している事情を紹介したソウル特派員記者の記事を掲載しています。「挺身隊と慰安婦の混同に見られるように~」

なんだ、気付いていたではないですか。


そして本件の最大のポイントはここです。それまでの記事とは異なり、金学順さんという、史上初めて実名で「私は慰安婦でした」という人が出てきた大スクープ記事で、本人が「自分は母親にキーセンに売られた」と言っていたにもかかわらず、本人はそんな事言っていないのに「金学順さん(記事中では名前は伏せている)が女子挺身隊の名で戦場に連行された」と書いた事です。

なぜ本人が売られた、と言っているのに、「金学順さんが女子挺身隊の名で(誰かさんによって)戦場に連行された」本人が言ってもいない事を書いたのか?また、戦場に連行された」ですから、普通は「朝鮮人ブローカーが募集した」とは考えず、軍や警察等公権力が実行した事を示唆するでしょう。ジャーナリストとしての矜持があるなら、合理的説明が望まれます。そしてこれは植村氏個人にのみ言いたいのではありません。日本有数の新聞社である朝日新聞にも同様の責任があります。

朝鮮日報が元朝日新聞の植村隆氏にインタビュー

朝鮮日報が元朝日新聞の「慰安婦記者」植村隆氏のインタビューをしました。これで、慰安婦問題についての日本国内での取材は避けながら、NYTに続いて海外紙のインタビューを受けた事となります。

全文はこちら。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/12/13/2014121300645.html

ポイントは、

・清々しいほど反省がありません。
・むしろ自分は被害者という側面のみ強調しています。もちろん犯罪はいけませんが。こういう人達に犯罪被害者という口実を与えないためにも、批判は良くても適切に行うべきと考えます。
・「私一人の問題ではなく、日本のメディアと学問の自由、民主主義への攻撃だ。卑劣な脅迫には屈しない」という姿勢です。
・自分たちへの批判は「『ヘイトスピーチ(差別的表現)』が多く書かれている」という事だそうです。(詳細は不明)
・植村氏の妻の母親は慰安婦・強制連行の被害者を支援する「太平洋戦争犠牲者遺族会」代表の梁順任(ヤン・スンイムまたはヤンスニム)氏だ。極右勢力は、植村氏が「妻の母親のためにありもしない事実を捏造して報道した」というあきれた理論で攻撃している、というのが朝鮮日報の見解です。
・インタビュアーは「日本政府は、慰安婦の強制連行を認めて謝罪した河野談話を検証するなど、慰安婦の存在自体を否定しようとしている。」としていますが、それは多数派では無いと思います。慰安婦がいたという事を否定する人はほぼいない思います。問題はそれが当時の価値基準で大きな問題であったのか、という事かと思います。
・植村氏の主張「だが、慰安婦問題の本質は、自身の意思に反し慰安婦としての生活を強要された女性の人権問題だ。国連も米国も人権問題の視点からアプロー チしている。文書として残されている証拠の有無を問う主張は、世界的にも通用しない」というのは、古巣の朝日新聞や日本の左派勢力、NYT等の海外メディ ア、韓国の勢力、クマラスワミ氏等と同じラインですね。ただ、不思議なのは、1991年当時そう言っていましたっけ?2014年になって論点変えていませんか?
「私は心から日本を愛している。」これは初めて聞きました!
・今後の計画について、「(前略)最近は日本のメディアから慰安婦関連記事がほとんど消えている。元慰安婦の最初の証言を報道した記者として、慰安婦関連問題をまた取材したいと思う。宿命だという気もする。元慰安婦たちが亡くなる前に、この問題が解決されるよう一助となりたい」これは驚きましたが、「宿命」とまで言うのなら、この問題を「女性の人権問題であり本質は変わらない」と主張し続けている古巣に復帰して思う存分やってもらったら良いと思います。
・「北星学園大学だが、脅迫電話が相次ぎ、学生募集に支障が出たり、テロに備え警備員を増やしたりすることで財政負担が増えるという理由から、来年は講師 契約を更新しないことにしたと報じられた。ところが、学内外から「脅迫に屈したら、学問や信念の自由は終焉(しゅうえん)となる」と批判の声が上がり、大 学当局は最終決定を先送りしている。」と揉めているようです。繰り返しになりますが、脅迫行為はいけません。しかし、大学当局として、雇用継続したい教員の契約を延長し、脅迫の圧力によらないのであれば継続したくない教員の契約を延長しない自由もまた、大学の自治でしょう。逆に「守る会」の圧力で大学側が雇用を無理やり継続させられたらそれこそ「大学の自治や学問の自由」の破壊ではないでしょうか?完全な営利企業では無いにせよ、大学だって商売の面もあります。雇用継続で大学経営がピンチになったらどう責任を取るのでしょうか?
・やはりこのインタビューでは大事な部分がありません。名乗り出た最初の元慰安婦金学順さん本人「親にキーセンに売られた」と言っていたものを、植村氏は記事の中でなぜか「女子挺身隊の名で戦場に連行された」と書いた事のミステリーに全く触れていません。

文芸春秋「慰安婦問題『捏造記者』と呼ばれて」

植村隆氏の手記が文芸春秋に掲載されているとの事です。以下は池田信夫氏のブログ。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51922468.html

タイトルは「慰安婦問題『捏造記者』と呼ばれて」。

内容的にはこれまでの主張と変わらず、謝罪も反省もないとの事ですが(変化があったら驚きます!)、何か特筆すべき点があれば追ってお知らせします。

まあ今さら「実は捏造でした」とは言えないでしょう。

今後植村氏の契約更新問題があり、

大学側は「圧力に屈して厄介者を追い出すのではなく、警備費用増大や大学事務の問い合わせ対応コスト等の問題、解雇ではなく契約期間満了という話」
植村氏と支援者側は「日本の民主主義と大学の自治を守る戦い」

と位置づけており、どちらの結論になっても論争が巻き起こるでしょう。

ニューヨークタイムズによる慰安婦記事への反論(日本語版)

こういう偏向報道が今も拡大再生産されています。恐いですね、、、

(日本語バージョン)

以下のニューヨークタイムズ「偏向」記事について

http://www.nytimes.com/2014/12/03/world/asia/japanese-right-attacks-newspaper-on-the-left-emboldening-war-revisionists.html

「戦争の書き換え 日本の右派が新聞を攻撃」

記事の主なポイントの抜き出し

・元朝日新聞記者の植村隆氏の慰安婦記事「思い出すと今も涙」は朝鮮人元慰安婦を紹介したもっとも初期のものであった。
・それから20数年後、彼は「売国奴」や「韓国の嘘を広めた」などと言われ、日本の右派の攻撃対象となっている。
・彼は脅迫のせいで、大学での職を既に一つ失い、二つ目の大学の職もすぐに奪われかねない。
・極右は彼の子供すら攻撃し、自殺にまで追い込もうとしている。
・安倍総理を含め、国粋的政治家は今かつて無い程攻撃を強め、歴史修正主義者達の「戦時下において女性を強制的に売春させたという1993年の河野談話を再考せよ」という主張を勢いづけている。
・植村氏は「彼らは脅迫という手段を用いて歴史を否定しようとしている。」「かれらは我々をいじめる事で黙らせようとしている。」と言う。
・朝日新聞への攻撃は同紙が8月に元軍人の吉田清治氏の主張に基づく記事を取り消した事で始まった。吉田氏は20年前には既に信用を失っていた。しかし、 日本の右派は朝日を責め立て、135年の歴史を持つ同紙の不買を呼びかけ、廃刊に追い込もうとしている。安倍首相も同紙を批判している。
・12月に総選挙があることから、保守派は左派の朝日を攻撃しようとしているとアナリスト達は言っている。
・安倍首相とその周辺は、朝日の現在の苦境を、長年待ちに待ったチャンスと捉え、今日では国際的に受け入れられている「日本軍が数万人の朝鮮人や他国の女性を戦時下において無理やり性奴隷にした」という見方を標的とし始めた。
・ほとんどの主流の歴史学者は「日本帝国軍が占領地において女性を戦利品として扱い、女性を駆り集めて慰安所と呼ばれる軍が運営する売春宿で働かせた。」という説に同意している。
・兵士との性行為を強要されたと名乗り出た女性達には中国人、朝鮮人、フィリピン人やオランダ人がいる。
・日本軍が朝鮮において女性を誘拐したり、直接女性を騙したりした証拠はほとんど無いが、元慰安婦や支援者は彼女達はしばしば騙された後に意思に反して働かされたと証言している。
・しかし、歴史修正主義者達は、証拠がほとんど無い事を良い事に、「性奴隷は誰もいなかった」や「慰安婦はお金目的の単なる追軍売春婦であった」という主張を行っている。
・朝日新聞の社員はこの8月にやっと訂正記事を掲載したのは、安倍政権関係者が吉田清治関連の記事を用いて朝日記者を批判していたからであり、訂正する事 により攻撃を和らげるためであったとしている。しかし、その訂正記事は朝日に対する批判の嵐を巻き起こし、歴史修正主義者達に彼らのバージョンの歴史を推 進する幕開けをもたらした。また、歴史修正主義者達は「朝日新聞のみに世界に慰安婦は強制された被害者であるという話を広めた責任がある」という海外の専 門家達には信じられない主張を繰り広げている。
・数十名もの元慰安婦が彼女たちの過酷な過去について証言をしているにもかかわらず、日本の右派は「朝日新聞のせいで2007年の米国下院議会日本軍慰安婦非難決議を含めた国際的な日本非難が起きてしまった。」としている。
・保守派にとっては朝日を叩く事は、彼らがネガティブ過ぎると感じている大日本帝国のイメージを打ち消す事と、結果として1993年の河野談話を撤回する 事の手段になっているとアナリスト達は言っている。多くの右派は日本の行いは米国による日本の民間人への大空襲を含めた第二次大戦の敵国の行いより酷いも のではないとしている。
・世界最大部数を誇る、朝日のライバル紙である読売新聞はこれをチャンスと捉え、朝日の慰安婦誤報についてのリーフレットを配布し、8月以降朝日の部数は23万部減り約700万部となった。
・右翼タブロイド紙はさらに酷く、植村氏の記事は朝日新聞が撤回していないにもかかわらず、植村氏の事を「慰安婦捏造記者」としている。
・植村氏は「朝日新聞は恐れ過ぎて、植村氏や朝日新聞自身を守ろうとしない。」と述べている。
・植村氏を支援する活動を行っている法政大学山口二郎教授は「安倍氏は朝日の問題を利用して、他のメディアが自主規制するように脅している。」「これは新しい形のマッカーシズム(註:赤狩り)である。」と述べている。
・北星学園大学は極右による爆破予告のため、植村氏の契約延長を検討中であるとしている。最近植村氏の支援者は反対者を弾圧した戦前の暗い時代を繰り返し てはならない、という集会を行った。植村氏自身は今は表に出たくないとして参加しなかった。彼は「これが右派が他のジャーナリストを黙らせる手法なのだ。 他のジャーナリストは私のような運命を辿り、苦しみたくないのだ。」と言った。


これに対する反論文

「捏造された歴史を正したい」

有名なニューヨークタイムズによるこの記事には重要な点がいくつか抜けているように思うので、いくつか付け加えてみたい。

1 この記事では、一連の慰安婦問題関係者の重要人物の一人である元朝日新聞記者の植村隆氏について多くを語っているが、彼の韓国人妻の母である粱順任 (ヤン・スニム)について全く触れていない。粱順任は韓国太平洋戦争犠牲者遺族会の会長を務めているが、同会は韓国における主要慰安婦関連反日団体の一つ で、1991年12月には日本政府を相手取り、慰安婦への賠償を求めて裁判を起こしている。粱順任は慰安婦関連の詐欺の疑いで逮捕され、後に釈放されてい るが、彼女の同僚は実刑判決を受けている。これらは偶然だろうか?少なくとも植村隆氏と粱順任両名共に何も関係が無いと主張している。

2 植村氏と朝日新聞は自分達の非を認めず、また植村氏の記事に関して意図的な捏造は無く、若干の間違いがあったのみとして謝罪もしていないため、批判を 受けている。「意図的な捏造は無く、若干の間違いがあったのみ」という主張に基づき、朝日新聞はいまだに植村氏の記事の取り消しをしていない。

3 植村氏の記事は慰安婦問題の歴史において大きな役割を果たした。吉田清治氏の捏造証言に基づく1980年代の朝日新聞の記事には実際の元慰安婦は全く 登場しない。しかし、1991年8月の植村氏の記事には元慰安婦として初めて名乗り出た金学順(キム・ハクスン)が登場する。金学順自身がいくつかのイン タビューや裁判訴状の中で母親にキーセン(韓国の女性エンターテイナー/売春婦)学校に売られたと言っていたにもかかわらず、植村氏は記事の中で「金学順 が女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」としている。(誰が連行したかの記述は無い)植村氏は誤って女子挺身隊と慰安婦 を混同してしまった、と主張しているが、常識のある人であれば、植村氏と朝日新聞が誤って女子挺身隊と慰安婦を混同したという話を信じる事は出来ない。植 村氏が慰安婦問題の仕事をしていた事や彼の家族関係を考えれば、なおさらそうである。

4 元朝日新聞のジャーナリストである植村氏はこれまで朝日新聞の一番の敵である産経新聞の取材をはじめとして、彼の記事についてどの日本のメディアの取 材もずっと拒否している。彼は記事を捏造した事実は断じてないという短いコメントを出したにとどまる。また、彼は彼自身や家族に対する攻撃を批判してい る。

5 この記事の執筆者であるニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏はrevisionist(=歴史修正主義者)という単語を頻繁に 用いているが、その単語の意味をはっきりさせた方が良いと思う。私の理解では歴史修正主義者というのは実際に起きた事すらも否定しようとする人々を指して 用いられるものである。しかし、ここでは我々は事実ではなかった事の話をしている。例えばあなたのお父さんが実際はやっていない事で訴えられたらあなたは どうするだろうか?それでも私にレッテルを貼り「(歴史)修正主義者」と呼ぶのか?本当に起きた事を否定しようとする者は誰もいない、または少なくとも多 くの人は否定しない。我々は本当の歴史を明らかにしたいだけである。

6 この記事の執筆者は「数十名もの元慰安婦が彼女たちの過酷な過去について証言をしている」と述べている。しかし、知名度の高い元慰安婦たちの証言は以下のようなものである。

李容洙(イ・ヨンス)「1947年まで台湾で慰安婦として働かされた。」
鄭書云(チョン・ソウン)「1937年からインドネシアで慰安婦として働かされた。」
金福童(キム・ボクトン)「朝鮮戦争の最中に、日本帝国軍の性奴隷であった。」

加えて、元慰安婦たちの証言は信憑性が低いものである。河野談話作成過程に携わり、40名以上の自称元慰安婦たちのインタビューを行った安乗直(アン・ ビョンジク)ソウル大学名誉教授によれば、これらの元慰安婦の証言は信用できず、慰安婦は単に金儲け目的であったと述べている。

7 この記事の執筆者は「日本軍が数万人の朝鮮人や他国の女性を戦時下において無理やり性奴隷にしたというのは国際的に受け入れられている見方である」と 述べている。これは事実に基づかない見方の可能性があり、また、女性の数は多くの韓国人が主張する20万人と数万人では大きく異なっている。

8 この記事の執筆者が言っている「ほとんどの主流の歴史学者」とは誰の事であろうか?朝日新聞やニューヨークタイムズの友人たちの事であろうか?昨今の日本においては、朝日新聞史観やニューヨークタイムズ史観を持った「歴史学者」を信じる人の数は少なくなってきている。

9 この記事の執筆者はオランダ人慰安婦についても触れている。インドネシアにあったこれらの慰安所はすぐに閉鎖され、関与した兵士たちは処罰され、処刑された者もいた。それは、彼らの行為は軍紀違反であり、戦争犯罪と見なされたからである。

10 この記事の執筆者は「日本軍が朝鮮において女性を誘拐したり、直接女性を騙したりした証拠はほとんど無い」と言っている。証拠が無いのは単にそれが事実ではないからである。

11 この記事の執筆者は「慰安婦がお金目的の単なる追軍売春婦であった」事に疑問を示している。しかし、それはあなた方の国の日本軍捕虜尋問調書49番 が書いている事である。同報告書は米軍の戦争情報局心理戦チームと呼ばれた謀略宣伝の専門家達によって作成されたものである。

12 確かに「朝日新聞のみに世界に慰安婦は強制された被害者であるという話を広めた責任がある」というのは間違いであろう。しかし同時に、朝日新聞が慰安婦問題の最大の推進者の一つであり、もしくは慰安婦産業の最大の媒体であった事を疑う人は多くは無いであろう。

盧泰愚(ノ・テウ)韓国元大統領は、1993年初頭に、「日本の言論機関の方が問題を提起し、我が国の国民を怒らせてしまいました。」と述べている。

さらには朝日新聞自らが、1994年の紙面において、「政治動かした調査報道」と誇らしげに述べてもいる。この記事は吉田清治に関連するとして、先般削除された。

13 「これは新しい形のマッカーシズムである。」日本には言論の自由はあるが、捏造報道の自由は無いのである。

14 確かに植村氏とその家族は一部の身元不明の個人たちによる脅迫の被害者かも知れない。しかし、それと安倍政権は何の関係も無い。安倍政権はこれら脅迫を明確に非難してきた。

15 もしあなたがご存じないのであれば、ニューヨークタイムズは朝日新聞の良き友人であり、盟友である。その東京支局は朝日新聞の社屋内にある。

16 植村氏が札幌にある北星学園大学で何を教えているかご存知だろうか。彼は韓国人留学生相手に韓国語で授業をしているのである。

植村氏は今何と言っているか。民主主義を守るため、また、大学の自治を守るため、北星学園大学は2015年以降も彼を継続して雇用せねばならない、と主張している。

A Counterargument for a NYT article

http://www.nytimes.com/2014/12/03/world/asia/japanese-right-attacks-newspaper-on-the-left-emboldening-war-revisionists.html

A Counterargument for a NYT article

Trying to Correct Fabricated History

This article by the famous NYT seems to be missing some important points, so let me add some.

1) This article talks a lot about former Asahi journalist Mr. Takashi Uemura who is one of the biggest players in Comfort Women issue history, but it never talks about his Korean mother-in-law Yang Soon-im. Yang Soon-im has been the head of The Society for the Bereaved Families of Pacific War, which is known as a major anti-Japan group in Korea on CW issue and filed a lawsuit against Japanese government in December 1991 on CW issue. She was arrested for fraud in relation to CW issue, then later released while her colleague was sentenced to imprisonment. Just a coincidence? At least, both of them claim it has nothing to do with it.

2) Mr. Uemura and Asahi Shimbun Newspaper are criticized because they have never admitted their guilt and never made an apology on Mr. Uemura's article, claiming that they did not make any intentional fabrication, he and Asahi explained that they made a simple mistake. Because of that claim, Mr. Uemura's article has not been retracted by Asahi.

3) Mr. Uemura's article was so important in CW issue history. No real people appeared on Asahi's articles in 1980s based on Seiji Yoshida's fabricated stories. However, Mr. Uemura's article in August 1991, featured Kim Hak-sun, the very first comfort woman ever who came forward. Though Kim hak sun herself stated in interviews and in a lawsuit document that she was sold by her mother to Kisaeng (Korean female entertainer/prostitute) school, Mr. Uemura explained in his article that Kim hak sun was forcibly taken to battlefield (by somebody, not mentioned) in the name of Women's Volunteer Corps (Joshi Teishin Tai) then forcibly turned into a comfort woman (Ianfu). Mr. Uemura claims that he confused Women's Volunteer Corps with comfort women. But people with common sense would never believe that he and Asahi confused Women's Volunteer Corps with a comfort women, especially considering that he was working on CW issue and with his family background.

4) Mr. Uemura, a former journalist has been refusing interviews about his article by Sankei Newspaper, which is Asahi's biggest opponent, or any other Japanese media. He just released a brief note stating that he did not make any fabrication. He also condemned attacks on himself and his family.

5) The writer of this article, Martin Fackler, who is NYT Tokyo bureau chief, utilizes the term "revisionist" many times, but it seems better to clarify the meaning. In my understanding, "revisionist" is often utilized to call people who try to deny what apparently happened. Here, we are talking about an issue which is untrue. If your Dad is sued for something he actually did not do, then what would you do? Would you label me a "revisionist"? Nobody, or at least many people are not trying to deny true history. People are trying to find true history.

6) The writer of this article argues that "dozens of women have come forward with testimony about their ordeals," but testimonies by well known former comfort women are something like this;
Lee Yong soo "I worked as a CW in Taiwan until 1947."
Chung Seo woo "I started working as a CW in Indonesia in 1937."
Kim Bok dong "I was a sex slave for the Japanese Imperial Army during the Korean War."

In addition, the credibility of those testimonies by former comfort women are very questionable. According to Seoul University Professor Emeritus An Byeong-jik, who interviewed more than 40 self-proclaimed former comfort women, as a part of the Kono Statement making process, the verbal evidence by those comfort women were not reliable, and the Professor presumed that those Comfort Women were working for money.

7) The writer suggests that "it is an internationally accepted view that the Japanese military coerced tens of thousands of Korean and other foreign women into sexual slavery during the war." This may not be based on facts, and the number of women, many Koreans say 200,000 is dramatically reduced to "tens of thousands."

8) The writer talks about "most mainstream historians," who are they? Friends of Asahi/NYT? Less and less people believe in those "historians" with Asahi/NYT sort of perspective in Japan these days.

9) The writer refers to Dutch CW victims as well, those comfort stations in Indonesia were shut down immediately and those soldiers involved were punished or executed, because those actions were seen as violation of military rules and they were seen as war criminals.

10) The writer recognizes that "there is little evidence that the Japanese military abducted or was directly involved in entrapping women in Korea," they lack evidence simply because it is untrue.

11) The writer doubts "that the comfort women were simply camp-following prostitutes out to make good money." However, that is what your official Japanese Prisoner of War Interrogation Report No. 49 says. The report was made by a US Army propaganda specialist team named Psychological Warfare Team of the Office of War Information.

12) While it is untrue that "the Asahi alone is to blame for persuading the world that the comfort women were victims of coercion." But at the same time, there are not many people who doubt that Asahi was one of the biggest proponents of CW issue, or perhaps THE biggest vehicle on the whole CW industry.

Former South Korean President Mr. No Tae-woo stated in early 1993 that "it was Japanese media who raised CW issue and made people in Korea angry."

Moreover, Asahi itself proudly stated in their article in 1994 that Asahi affected politics by their investigative journalism, though this article has been retracted just recently in relation to Seiji Yoshida.

13) “This is a new form of McCarthyism.”? Well, you have freedom of speech in Japan, but there is no freedom of fabrication in Japan,

14) Yes, Mr. Uemura and his family may be victims of threats made by some unknown individuals, but it has nothing to do with the Abe administration. The Abe administration has clearly condemned those threats.

15) For those who do not know, The New York Times is a good friend and an ally of Asahi. The NYT Tokyo Bureau has their office in Asahi Shimbun Newspaper building.

16) Do you have any idea what Mr. Uemura lectures at Hokusei Gakuen University in Sapporo? He is teaching Korean students in Korean language.

What Mr. Uemura said just recently is that "Hokusei Gakuen University must keep employing me beyond 2015. This is a fight to protect democracy and academic autonomy."

ニューヨークタイムズによる慰安婦記事への反論(二ヶ国語)

先日(12月3日)、ニューヨークタイムズ紙による朝日新聞と植村隆元記者擁護の記事がありました。この記事を皮切りに同様の論調の記事が相次いでいます。

リンク先:

http://www.nytimes.com/2014/12/03/world/asia/japanese-right-attacks-newspaper-on-the-left-emboldening-war-revisionists.html

この記事は今朝日新聞自身が反論するとまた叩かれるというのもあってか、NYTが朝日新聞と連携して?この朝日の問題への正当(植村氏個人や大学側への度 を過ぎた犯罪行為を除く)な批判を安倍政権に絡めて「右派政権と勢いづいた右派勢力による言論弾圧である、メディアへの不当なリンチである」と印象付けて いるように読め、大変アンフェアーで腹立たしい内容です。

しかも植村氏・朝日についても、背景を知らない人が読めば「悪い事をしていないのに被害者にされている」ように見えます。そう誤解させる内容です。「慰安婦=強制された性奴隷」という主張を死守したい人達がたくさんいます。そう信じている人も海外では多い模様です。

この記事に色々疑問点を感じたので、反論をまとめてみました。

もしよろしければ、ご覧ください。

(二ヶ国語)

A Counterargument

反論文

Trying to Correct Fabricated History

捏造された歴史を正したい


This article by the famous NYT seems to be missing some important points, so let me add some.

有名なニューヨークタイムズによるこの記事には重要な点がいくつか抜けているように思うので、いくつか付け加えてみたい。

1) This article talks a lot about former Asahi journalist Mr. Takashi Uemura who is one of the biggest players in Comfort Women issue history, but it never talks about his Korean mother-in-law Yang Soon-im. Yang Soon-im has been the head of The Society for the Bereaved Families of Pacific War, which is known as a major anti-Japan group in Korea on CW issue and filed a lawsuit against Japanese government in December 1991 on CW issue. She was arrested for fraud in relation to CW issue, then later released while her colleague was sentenced to imprisonment. Just a coincidence? At least, both of them claim it has nothing to do with it.

1 この記事では、一連の慰安婦問題関係者の重要人物の一人である元朝日新聞記者の植村隆氏について多くを語っているが、彼の韓国人妻の母である粱順任 (ヤン・スニム)について全く触れていない。粱順任は韓国太平洋戦争犠牲者遺族会の会長を務めているが、同会は韓国における主要慰安婦関連反日団体の一つ で、1991年12月には日本政府を相手取り、慰安婦への賠償を求めて裁判を起こしている。粱順任は慰安婦関連の詐欺の疑いで逮捕され、後に釈放されてい るが、彼女の同僚は実刑判決を受けている。これらは偶然だろうか?少なくとも植村隆氏と粱順任両名共に何も関係が無いと主張している。

2) Mr. Uemura and Asahi Shimbun Newspaper are criticized because they have never admitted their guilt and never made an apology on Mr. Uemura's article, claiming that they did not make any intentional fabrication, he and Asahi explained that they made a simple mistake. Because of that claim, Mr. Uemura's article has not been retracted by Asahi.

2 植村氏と朝日新聞は自分達の非を認めず、また植村氏の記事に関して意図的な捏造は無く、若干の間違いがあったのみとして謝罪もしていないため、批判を 受けている。「意図的な捏造は無く、若干の間違いがあったのみ」という主張に基づき、朝日新聞はいまだに植村氏の記事の取り消しをしていない。

3) Mr. Uemura's article was so important in CW issue history. No real people appeared on Asahi's articles in 1980s based on Seiji Yoshida's fabricated stories. However, Mr. Uemura's article in August 1991, featured Kim Hak-sun, the very first comfort woman ever who came forward. Though Kim hak sun herself stated in interviews and in a lawsuit document that she was sold by her mother to Kisaeng (Korean female entertainer/prostitute) school, Mr. Uemura explained in his article that Kim hak sun was forcibly taken to battlefield (by somebody, not mentioned) in the name of Women's Volunteer Corps (Joshi Teishin Tai) then forcibly turned into a comfort woman (Ianfu). Mr. Uemura claims that he confused Women's Volunteer Corps with comfort women. But people with common sense would never believe that he and Asahi confused Women's Volunteer Corps with a comfort women, especially considering that he was working on CW issue and with his family background.

3 植村氏の記事は慰安婦問題の歴史において大きな役割を果たした。吉田清治氏の捏造証言に基づく1980年代の朝日新聞の記事には実際の元慰安婦は全く 登場しない。しかし、1991年8月の植村氏の記事には元慰安婦として初めて名乗り出た金学順(キム・ハクスン)が登場する。金学順自身がいくつかのイン タビューや裁判訴状の中で母親にキーセン(韓国の女性エンターテイナー/売春婦)学校に売られたと言っていたにもかかわらず、植村氏は記事の中で「金学順 が女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」としている。(誰が連行したかの記述は無い)植村氏は誤って女子挺身隊と慰安婦 を混同してしまった、と主張しているが、常識のある人であれば、植村氏と朝日新聞が誤って女子挺身隊と慰安婦を混同したという話を信じる事は出来ない。植 村氏が慰安婦問題の仕事をしていた事や彼の家族関係を考えれば、なおさらそうである。

4) Mr. Uemura, a former journalist has been refusing interviews about his article by Sankei Newspaper, which is Asahi's biggest opponent, or any other Japanese media. He just released a brief note stating that he did not make any fabrication. He also condemned attacks on himself and his family.

4 元朝日新聞のジャーナリストである植村氏はこれまで朝日新聞の一番の敵である産経新聞の取材をはじめとして、彼の記事についてどの日本のメディアの取 材もずっと拒否している。彼は記事を捏造した事実は断じてないという短いコメントを出したにとどまる。また、彼は彼自身や家族に対する攻撃を批判してい る。

5) The writer of this article, Martin Fackler, who is NYT Tokyo bureau chief, utilizes the term "revisionist" many times, but it seems better to clarify the meaning. In my understanding, "revisionist" is often utilized to call people who try to deny what apparently happened. Here, we are talking about an issue which is untrue. If your Dad is sued for something he actually did not do, then what would you do? Would you label me a "revisionist"? Nobody, or at least many people are not trying to deny true history. People are trying to find true history.

5 この記事の執筆者であるニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏はrevisionist(=歴史修正主義者)という単語を頻繁に 用いているが、その単語の意味をはっきりさせた方が良いと思う。私の理解では歴史修正主義者というのは実際に起きた事すらも否定しようとする人々を指して 用いられるものである。しかし、ここでは我々は事実ではなかった事の話をしている。例えばあなたのお父さんが実際はやっていない事で訴えられたらあなたは どうするだろうか?それでも私にレッテルを貼り「(歴史)修正主義者」と呼ぶのか?本当に起きた事を否定しようとする者は誰もいない、または少なくとも多 くの人は否定しない。我々は本当の歴史を明らかにしたいだけである。

6) The writer of this article argues that "dozens of women have come forward with testimony about their ordeals," but testimonies by well known former comfort women are something like this;

Lee Yong soo "I worked as a CW in Taiwan until 1947."
Chung Seo woo "I started working as a CW in Indonesia in 1937."
Kim Bok dong "I was a sex slave for the Japanese Imperial Army during the Korean War."

In addition, the credibility of those testimonies by former comfort women are very questionable. According to Seoul University Professor Emeritus An Byeong-jik, who interviewed more than 40 self-proclaimed former comfort women, as a part of the Kono Statement making process, the verbal evidence by those comfort women were not reliable, and the Professor presumed that those Comfort Women were working for money.

6 この記事の執筆者は「数十名もの元慰安婦が彼女たちの過酷な過去について証言をしている」と述べている。しかし、知名度の高い元慰安婦たちの証言は以下のようなものである。

李容洙(イ・ヨンス)「1947年まで台湾で慰安婦として働かされた。」
鄭書云(チョン・ソウン)「1937年からインドネシアで慰安婦として働かされた。」
金福童(キム・ボクトン)「朝鮮戦争の最中に、日本帝国軍の性奴隷であった。」

加えて、元慰安婦たちの証言は信憑性が低いものである。河野談話作成過程に携わり、40名以上の自称元慰安婦たちのインタビューを行った安乗直(アン・ ビョンジク)ソウル大学名誉教授によれば、これらの元慰安婦の証言は信用できず、慰安婦は単に金儲け目的であったと述べている。

7) The writer suggests that "it is an internationally accepted view that the Japanese military coerced tens of thousands of Korean and other foreign women into sexual slavery during the war." This may not be based on facts, and the number of women, many Koreans say 200,000 is dramatically reduced to "tens of thousands."

7 この記事の執筆者は「日本軍が数万人の朝鮮人や他国の女性を戦時下において無理やり性奴隷にしたというのは国際的に受け入れられている見方である」と 述べている。これは事実に基づかない見方の可能性があり、また、女性の数は多くの韓国人が主張する20万人と数万人では大きく異なっている。

8) The writer talks about "most mainstream historians," who are they? Friends of Asahi/NYT? Less and less people believe in those "historians" with Asahi/NYT sort of perspective in Japan these days.

8 この記事の執筆者が言っている「ほとんどの主流の歴史学者」とは誰の事であろうか?朝日新聞やニューヨークタイムズの友人たちの事であろうか?昨今の日本においては、朝日新聞史観やニューヨークタイムズ史観を持った「歴史学者」を信じる人の数は少なくなってきている。

9) The writer refers to Dutch CW victims as well, those comfort stations in Indonesia were shut down immediately and those soldiers involved were punished or executed, because those actions were seen as violation of military rules and they were seen as war criminals.

9 この記事の執筆者はオランダ人慰安婦についても触れている。インドネシアにあったこれらの慰安所はすぐに閉鎖され、関与した兵士たちは処罰され、処刑された者もいた。それは、彼らの行為は軍紀違反であり、戦争犯罪と見なされたからである。

10) The writer recognizes that "there is little evidence that the Japanese military abducted or was directly involved in entrapping women in Korea," they lack evidence simply because it is untrue.

10 この記事の執筆者は「日本軍が朝鮮において女性を誘拐したり、直接女性を騙したりした証拠はほとんど無い」と言っている。証拠が無いのは単にそれが事実ではないからである。

11) The writer doubts "that the comfort women were simply camp-following prostitutes out to make good money." However, that is what your official Japanese Prisoner of War Interrogation Report No. 49 says. The report was made by a US Army propaganda specialist team named Psychological Warfare Team of the Office of War Information.

11 この記事の執筆者は「慰安婦がお金目的の単なる追軍売春婦であった」事に疑問を示している。しかし、それはあなた方の国の日本軍捕虜尋問調書49番 が書いている事である。同報告書は米軍の戦争情報局心理戦チームと呼ばれた謀略宣伝の専門家達によって作成されたものである。

12) While it is untrue that "the Asahi alone is to blame for persuading the world that the comfort women were victims of coercion." But at the same time, there are not many people who doubt that Asahi was one of the biggest proponents of CW issue, or perhaps THE biggest vehicle on the whole CW industry.

Former South Korean President Mr. No Tae-woo stated in early 1993 that "it was Japanese media who raised CW issue and made people in Korea angry."

Moreover, Asahi itself proudly stated in their article in 1994 that Asahi affected politics by their investigative journalism, though this article has been retracted just recently in relation to Seiji Yoshida.

12 確かに「朝日新聞のみに世界に慰安婦は強制された被害者であるという話を広めた責任がある」というのは間違いであろう。しかし同時に、朝日新聞が慰安婦問題の最大の推進者の一つであり、もしくは慰安婦産業の最大の媒体であった事を疑う人は多くは無いであろう。

盧泰愚(ノ・テウ)韓国元大統領は、1993年初頭に、「日本の言論機関の方が問題を提起し、我が国の国民を怒らせてしまいました。」と述べている。

さらには朝日新聞自らが、1994年の紙面において、「政治動かした調査報道」と誇らしげに述べてもいる。この記事は吉田清治に関連するとして、先般削除された。

13) “This is a new form of McCarthyism.”? Well, you have freedom of speech in Japan, but there is no freedom of fabrication in Japan,

13 「これは新しい形のマッカーシズムである。」日本には言論の自由はあるが、捏造報道の自由は無いのである。

14) Yes, Mr. Uemura and his family may be victims of threats made by some unknown individuals, but it has nothing to do with the Abe administration. The Abe administration has clearly condemned those threats.

14 確かに植村氏とその家族は一部の身元不明の個人たちによる脅迫の被害者かも知れない。しかし、それと安倍政権は何の関係も無い。安倍政権はこれら脅迫を明確に非難してきた。

15) For those who do not know, The New York Times is a good friend and an ally of Asahi. The NYT Tokyo Bureau has their office in Asahi Shimbun Newspaper building.

15 もしあなたがご存じないのであれば、ニューヨークタイムズは朝日新聞の良き友人であり、盟友である。その東京支局は朝日新聞の社屋内にある。

16) Do you have any idea what Mr. Uemura lectures at Hokusei Gakuen University in Sapporo? He is teaching Korean students in Korean language.

What Mr. Uemura said just recently is that "Hokusei Gakuen University must keep employing me beyond 2015. This is a fight to protect democracy and academic autonomy."

16 植村氏が札幌にある北星学園大学で何を教えているかご存知だろうか。彼は韓国人留学生相手に韓国語で授業をしているのである。

植村氏は今何と言っているか。「民主主義を守るため、また大学の自治を守るため」、北星学園大学は2015年以降も彼を継続して雇用せねばならない、と主張している。

2014年12月23日火曜日

初めまして

初めまして。

慰安婦問題について考えていければと思います。

日本を事実に基づかずに不当に攻撃する慰安婦詐欺が少しでも解決していけばと思いつつ、出来る範囲で取り組んで行きたいと思っています。

ではよろしくお願いします。

(追記:ブログタイトル「慰安婦問題を考える」が朝日新聞の2014年8月5日記事と意識はしていなかったものの同じでした。しかし、もちろん朝日新聞とは別の視点でこの問題を考えていきます)