2015年2月5日木曜日

アメリカの「デタラメ」教科書:どこまでデマが広まっている?

例の「マグローヒル社」のデタラメ教科書、当初はカリフォルニア州の公立高校で使用されている、という話でしたが、話はそれだけに留まらず、他の州でも使われている可能性が高いとの事です。マグロ―ヒル社のシェアは現時点では分かりませんが(少なくとも「大手」と言われています)、アメリカ人のごく一部ではなく広い範囲でこのデマがばら撒かれている可能性が出てきました。

一体どれぐらいの数のアメリカの高校生がこの嘘本で勉強しているのでしょうか?これで学んだ高校生が過去にどれだけいて、現在どれだけいるのでしょうか?全員が真面目に勉強してそれを事実として覚えているとは思えませんが、それにしてもこれは嘘がどんどん広まっており、これを信じる人も増え続け、大変憂慮すべき事態です。

朝日新聞が火を付けた慰安婦問題が鎮火するどころかこうやって世界で燃え拡がっているのです。放っておくとさらに燃え広がってしまいます。

既に広まった噂の回収も非常に困難です。これを信じる生徒、教師、大学生、大学教授、知識人、、、キリがありません。

マグローヒル社は現在「教科書の内容は事実なので訂正できない」として突っぱねている状況との事です。本当にそう信じているというよりも外交問題にもなりかねないし、問題が大きすぎて対応(回収、修正、謝罪、訴訟リスク対応などなどなど、、、)が大変で即座に対応できないものと思います。

火元の朝日新聞は何もしませんね。どうしてくれるのでしょうか。「第三者委員会報告書を英訳して世界のメディアに配布する」とも言っていましたが、まだですか?注目しています。

慰安婦「女性20万人を強制的に募集・徴用」記述の米教科書、カリフォルニア以外の4州でも使用の可能性

http://www.sankei.com/politics/news/150127/plt1501270010-n1.html

外務省は27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス市などの公立高校で使用されている世界史の教科書に史実と異なる慰安婦の記述がなされている問題 で、テネシー、ジョージアなどカリフォルニア以外の4州でもこの教科書が候補リストに入っていることを明らかにした。同日午前の自民党「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)の会合で担当者が説明した。
 問題となっている米大手教育出版社「マグロウヒル」(本社・ニューヨーク)の教科書「伝統と交流」を採択候補リストに入れているのは、テネシー、ジョージアのほか、ノースカロライナ、フロリダの計4州。実際にどれくらいの学校が使用しているかは不明だ。
 カリフォルニア州のように州がリストを作成せず、各学校区や各学校が独自に教科書を採択しているケースもある。そのため、同省は会合で「4州以外でも使用されている可能性が高い」との見方を示した。
 「伝統と交流」は、先の大戦を扱った章で「日本軍は14~20歳の約20万人の女性を慰安所で働かせるために強制的に募集、徴用した」「逃げようとして殺害された慰安婦もいた」などと、強制連行があったかのように記述されている。「日本軍は慰安婦を天皇からの贈り物として軍隊にささげた」と明白な虚偽内容も含まれている。

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