170人の大弁護団を擁する元朝日新聞の植村隆氏に訴えられた東京基督大西岡力教授を支持させていただきます。弁護士費用などの形での支援はできないかも知れませんし、必要との話も現時点ではありませんが、まずはここに勝手ながら西岡先生の立場を支持する事を表明いたします。皆さんもよろしければ西岡先生支持・支援をご検討いただければ幸いです。
西岡先生は先般ご紹介した「朝日新聞『慰安婦報道』に対する独立検証委員会」のキーパーソンでもあり、そちらの方に悪影響が出ない事も祈りたいです。
今回は元朝日記者植村隆氏による裁判について、週刊文春と共に被告である西岡先生の動画です。
大きな疑問を感じる今回の植村氏とその支援者による訴訟ですが、西岡先生の理路整然かつ冷静な語り口で論点がよく分かります。西岡先生にはやましいところは無いものと感じました。時間のある方はぜひご覧ください。
西岡力教授動画 元朝日新聞記者・植村隆氏からの挑戦状[チャンネル桜H27/1/13]
なお、私の理解した重要と思われる点を以下に挙げます。
・植村氏は金学順さん本人が言っていない「女子挺身隊として戦場に連行された」と書いた。(2014年になり本人は他紙もやっていたように混同したと説明)つまり言っていない事を書いた。
・植村氏は金学順さんが母親にキーセンに売られたという重要な事実があった事を知りつつ書かなかった。つまり言っていた事を書かなかった。
・これらは吉田清治の「女子挺身隊として慰安婦を狩り集めた」という主張にも通じるという点で、当初疑問視されていた「慰安婦=女子挺身隊として連行された」という実例が本当に存在した、という意味で間違った認識を日本社会や世界に広めた。
・日本政府相手に訴訟を起こした韓国人団体幹部粱順任(ヤンスニム)の利害関係者である義理の息子である同氏が結果的にその裁判に影響するような記事を書いていたというのは倫理の面でもいかがなものか。
・家族が脅迫などの被害を受ける事と間違った記事を書いた事が批判を受けるべきではないという事とは別の話。
・西岡氏は1992年から植村氏の批判をしていたが植村氏は今回の裁判直前まで沈黙を守り反論せず。今回訴えた相手の文芸春秋社の週刊文春の記事が載った際にも取材拒否。西岡氏の取材の要請や対談の呼びかけも拒否。産経新聞の取材もずっと拒否。
・「捏造ではない」と主張するならば言論人として堂々と捏造ではないという事を裁判ではなく言論で(註:一方通行ではなく)論争して欲しかった。他にもこれから次々と訴訟を起こすらしいが、今からでも遅くないので言論には言論でという形で論争をして欲しい。ネットの不当な攻撃に対して訴えるのは構わないが言論での論争を終えてからにして欲しい。
・(これは出演者の三輪氏の発言であるが)植村氏や家族への攻撃と西岡氏の論文やコメントとの因果関係は無いのではないか。
・これは言論の自由を脅かすものではないか。
・西岡氏は高木健一弁護士からも慰安婦関係(「反日」指摘)で訴えられており、一審二審で西岡氏が勝訴、現在最高裁で係争中。
・他の例(吉見教授→桜内前衆院議員)も含め、言論ではなく裁判という手段で敵対者の言論を封じる形であるのは民主主義社会にとって危険である。
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