弊ブログではまだ詳細に検証できておりませんが、朝日新聞の慰安婦報道については、2014年末に大きな動きがありました。
まず、9月11日の木村前社長の謝罪会見を受けて朝日新聞が設置した「第三者委員会」なるチームの報告が12月22日に発表されました。その報告書はフルバージョンで110ページ以上ものボリュームです。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11520753.html
これを受け、渡辺雅隆新社長が会見を行ったのが12月26日です。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11526848.html
様々なポイントがありますが、主な感想としては以下の通りです。
1 意外と踏み込んで批判している。第三者委員会が設置された際には「お友達委員会」と揶揄する向きもあったが、思ったよりも批判している。
2 しかし一方で一番核心の部分(植村氏他の91年から93年の河野談話に至る一連のキャンペーン)の「意図的捏造」の視点では踏み込んでいない。
3 これを受けて朝日新聞は一見反省しているが、「朝日がもっと良い新聞になります」という話が中心で、肝心の「与えた損害をどうしてくれるのか?」というところは知らんぷり。
4 慰安婦関連については、「吉田清治の嘘を放置したのは謝ります、一方で慰安婦問題についての報道は今後もしっかりやっていく」という事で、慰安婦問題をめぐる新しい取材チームを立ち上げる事も含めて、まだまだやる気十分という感じです。
朝日はこれで終わりにしたいものと思います。しかしそうは行かないのですよ。
米国を始めとする国際社会での誤解、国連、韓国(まあこれはもう洗脳されたカルト信者のようなものかも知れませんが)、さらには最近本件に力を入れている中国など、朝日の社長の会見ではビクともしない程、この問題は世界中に蔓延してしまっているのですが。
どうしてくれるのでしょうか?
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