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さて、先日安倍首相が慰安婦に関連して「人身売買の犠牲に遭い、筆舌に尽くし難い苦しみを体験された」
とワシントン・ポスト紙上で発言し、話題になっています。もっと掘り下げて行きたいと思いますが、安倍首相の発言は「全ての慰安婦が人身売買の被害者であった」と言っているわけではなく、「人身売買の被害者もいた」という意味であると思います。そのような被害者に同情を禁じ得ないという心情を示したと言って良いと思います。
では人身売買をしたのは誰でしょうか?最も反応している韓国で考えてみると、
朝鮮人の親が
朝鮮人である娘を
朝鮮人業者に売り、その業者が軍にサービスを提供した
という事です。これが基本形です。例えば名乗り出た元慰安婦第一号の金学順さんもまさにこのパターンでした。
また、
慰安婦は人身売買の被害者のみではありません。元々売春婦であった方達がそのまま慰安婦となったというケースももちろんあります。
また、
人身売買の被害者という意味ではこの事象は朝鮮半島でのみ見られたわけではありません。日本でも東北地方などで身売りはありました。そもそも朝鮮人慰安婦よりも日本人慰安婦の方が数が多かったと秦氏などは述べておられます。
中には「日本人慰安婦は皆自由意志のプロの売春婦であった一方で朝鮮人慰安婦は性奴隷の被害者であった」という珍説を唱える人もいますが、根拠は無く、合理的でもありません。
そして、
これらの事について、日本の国家として、今の日本政府にどれだけ責任があるかというのがポイントでしょう。日韓基本条約もありました。河野談話もありました。アジア女性基金もやりました。それでも国家による謝罪と国家予算での賠償をしろと要求してきます。仮にそうしても永遠に因縁をつけられるのでしょう。
このトピックにはいずれまた触れたいと思います。
(産経新聞)
http://www.sankei.com/world/news/150328/wor1503280002-n1.html
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