このようなニュースがあります。日本年金機構が算出した「199円」の金額が妥当かどうかの議論はさておき(別に何人であろうがこの金額はおそらく日本人相手でも同じ結論でしょう)、いくつか分かった事があります。
1 朝鮮女子挺身隊の隊員は慰安婦ではなかった。
当たり前と言えば当たり前ですが、挺身隊は挺身隊です。挺身隊=慰安婦ではありません。それでもまだ「当時朝鮮人女性が『女子挺身隊』の名で慰安婦にされた」または「中にはそういう人もいた」と主張する人もいるかも知れませんが、「朝鮮人の挺身隊は実は慰安婦であった」という事では全くありません。朝日新聞も誤用したと認めました。ちなみに韓国最大級の慰安婦反日団体は「挺身隊問題対策協議会」(挺対協)という名です。
2 朝鮮女子挺身隊の隊員は厚生年金に加入していた。
「強制連行」や「奴隷労働」で厚生年金に加入できるでしょうか?今他にも徴用労働者への個人補償問題など韓国では数多くこの手の話がありますが、今回の事でまた一つ事実の補完材料が出ました。
(産経新聞)
http://www.sankei.com/world/news/150225/wor1502250063-n1.html
元挺身隊員に手当199円 70年後支給、韓国で反発
先の大戦中に名古屋の三菱重工業の軍需工場で働いた元朝鮮女子勤労挺身隊の韓国人女性計4人(1人は死去)が厚生年金の脱退手当金の支給を求めたところ、日本年金機構が3人に対し、70年間の未払い期間の大幅な物価上昇を考慮せず、1人当たり199円だけを2月4日に支払ったことが25日分かった。
韓国の女性の支援団体が明らかにした。支援団体や元隊員の女性らは25日、韓国南西部の光州で抗議の記者会見を開き「これほどの侮辱はない」と訴えた。
199円は、終戦直後の1945年9月時点の算出額とみられる。
元隊員の年金問題では、2009年にも当時年金業務を担った社会保険庁(廃止)が別の韓国女性らに1人当たり99円を支給。反発した女性らは再審査を求めたが、社会保険審査会は11年に「金額を現在の貨幣価値に換算する法的根拠はない」と退けた。(共同)
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