2015年3月4日水曜日

慰安婦問題の「解決」(謝罪と賠償)について民主党野田政権がやはり合意寸前であった?

慰安婦問題の「解決」(謝罪と賠償)について民主党野田政権が合意寸前であったかもしれない

http://ianfucwi.blogspot.jp/2015/01/blog-post_31.html

という話は前回は「李明博前大統領の出版した回顧録にそう書いてあった」という事でしたが、今回は別の共同通信のソースであり、相手が信用できない韓国人であるとは言っても「日韓が慰安婦問題で合意(謝罪+公金資金で賠償)一歩手前だった」の話はやはり本当だったのかも知れません。

日本(野田政権)側が解散総選挙となったりで立ち消えになったという話もありましたし、日本はそこまで提案したが、韓国側が(挺対協などの強硬派の圧力もあってか)「謝罪と賠償だけでは無く、法的責任も認めろ」と吹っかけ過ぎて拒否したため、合意に至らなかった面もあったようです。

で、今回の話は「安倍政権よ、やっぱり以前野田政権と破談となった条件をベースとしてもう一度交渉しよう」という虫の良い事この上ない話のようです。

韓国の虫が良すぎて呆れる態度はいつもの事で別に驚く事ではありませんが、国民に隠れてこんなとんでもない事をしようとしていた民主党にも説明責任を果たして欲しいものです。もしこれが事実と違うなら訂正すべきでしょうし、事実であっても国民に説明すべきです。民主党とはそういう政党なのでしょうか?

前にも言いましたがこれがもし事実だとすると、「日韓基本条約で解決済み」の話を蒸し返されてそれに対応(国家予算による賠償)する形となり、次から次へと同種の問題(男性徴用労働者など)を惹起してそれこそキリがなくなってしまいます。

だからこそあの村山政権ですらわざわざアジア女性基金を作り、「解決済みの問題について公的資金でさらなる賠償をしない」という大原則を一応は守ったのです。しかしこんなおかしな話を韓国に「打診し」「拒否されていた」のが事実だとすればこれを国民に黙ってそんな事をしていた民主党政権が許せません・・・


(産経新聞)
http://www.sankei.com/world/news/150225/wor1502250051-n1.html
野田政権の解決案「念頭に」 慰安婦問題で韓国外相、当時は「拒否」

 韓国の尹炳世外相は25日、ニュース専門局YTNに出演し、慰安婦問題で野田佳彦政権(当時)が2012年春に李明博政権(同)に打診し、韓国が拒否した解決案を「念頭に置きながら」打開を図りたいと述べた。

 当時の案は、野田首相が李大統領に、日本の駐韓大使が元慰安婦女性に、それぞれおわびを表明し、日本政府の公金を元女性らに何らかの名目で支払うとの内容だったとされる。

 元慰安婦の支援団体が日本に要求する、法的責任を認め謝罪、賠償するとの内容を含んでいないため韓国外交当局が韓国世論を説得できないと判断し拒否したと日本政府は分析している。

 韓国では最近、外交当局者らが尹氏と同様の言及をしている。もう一度提案があれば検討すると誘いをかけているのではないか、との観測も出ている。(共同)

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