2015年7月2日木曜日
藤岡教授 vs 187人の学者(討論を呼び掛けられるも黙殺中)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150613/dms1506131528010-n1.htm
少しご紹介が遅れましたが、慰安婦問題の専門家の一人であり、また教科書問題に取り組んでおられる藤岡信勝教授が5月に日本に向けて出された日本への慰安婦問題の解決を求める声明(「日本の歴史家を支持する声明」)に対する反論文書「『187人の歴史家声明』に対する応答と提案」を出しました。なかなか分かりやすい内容です。そんなに長くないので、この問題にご興味のある方はぜひご自身でご覧いただきたいと思います。
http://hassin.org/01/wp-content/uploads/187.pdf
ここで、これに至る経緯をご紹介しましょう。
1 2014年秋頃:マグローヒル社の高校歴史教科書で慰安婦問題について、デタラメな内記述である事が判明する。
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2 2014年末頃:日本の外務省がマグローヒル本社(ニューヨーク)や著者(ハワイ大学ハーバート・ジーグラー准教授)に修正を要請、両者共に記述は根拠も無く「記述は歴史的事実」として対応を拒否。
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3 2015年2月:アメリカ歴史学会の19人の「歴史学者」が日本側の教科書修正要請の動きを「自由な学問に対する検閲だ」と主張して批判。
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4 2015年3月:日本の19人の歴史学者が具体的内容を示しつつマグローヒル教科書の問題点を挙げて、これの修正を勧告。(同社はこれをこれまでずっと黙殺)
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5 2015年5月:おそらくは上記4に学術的に反論できないため、大物を引っ張り出して論点もずらした「日本の歴史家を支持する声明」が主にアメリカの187名の学者(後に賛同者が増えて合計400名以上)によって安倍首相訪米後のタイミングで出される。
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6 2015年6月:藤岡教授が5に対して反論、討論会の開催を呼び掛ける。いまだ反応無し。
こういう流れです。都合の悪い事実に目を背け、学術的な真実から逃れているのは誰でしょうか?
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