先日、北星学園大が一度打ち切りを考えていた元朝日の「慰安婦記者」植村隆氏の2015年度の雇用継続決定を発表しました。
読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141217-OYT1T50149.html
これは植村氏や支援者側からすれば、
「日本の民主主義を守った」
「学問の自由を守った」
「大学の自治を守った」
「非常に歴史的な決断」
という事のようです・・・
もう大学として、運命共同体としてどこまでもやっていく覚悟が出来たという事でしょうか?
それと、支援者団体について一つ面白いものを見つけました。
http://makerunakai.blogspot.jp/2014/12/blog-post_16.html
「大学に圧力を加えるのは民主主義への挑戦であり、人権侵害であり、不当であり・・・」と主張する人達ですが、
その一方で、
弁護士100人規模で「跳梁するネット右翼の言論封殺活動を掣肘(=わきから干渉して人の自由な行動を妨げる)する」=日本で初めての電話行為の刑事告発を目指す
という活動をやっているようです。何かものすごく必死な感じがします。「ネット右翼の言論封殺活動を掣肘」という点について、明確な違法行為を法曹関係者として防ぎたいというだけの話なのか、それとも「掣肘」ですから、合法的な行為も圧力を加えて封殺してしまおうという事なのか?
この弁護士さん達は消費者による企業への正当な苦情の電話についてはどう思っておられるのでしょうか?場合によってはさながら自分達の圧力は正義の圧力・良い圧力、対立勢力の圧力は悪の圧力、という事でしょうか?その辺りをお聞きしてみたいです。
大学当局にとっては、これら「負けるな北星!の会」なる大応援団(数百名規模の弁護士含む)からの声は圧力と言うよりも、純粋な応援の声に聞こえたのでしょうか?
知る由もありませんが、こういった騒動が、2015年度以降の志願者に影響があるのかどうかに注目です。大学当局や教員、大学を超えた特定の思想集団・強い力を持った大人達が植村氏の雇用を巡り、政争・イデオロギー闘争を繰り広げる一方で、一番の主役であるべき学生さんが蚊帳の外で不利益を被ってはいけません。
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