残念なニュースです。サンフランシスコ市議会で慰安婦像(または碑)を建設することが審議されていましたが、結論が出され、日本人(日系人)側の抵抗も空しく残念ながら賛成多数どころか満票で可決されてしまいました。
「日本(人)に対する攻撃である」という理由で反対もなされていましたが、最近流行りの「そうではない、女性の人権侵害全般に関する普遍的なものである」という理屈で押し切られてしまったようです。
「決議は、大半の歴史家によって推定20万人の女性や少女が旧日本軍に連行されたと判断されていると指摘した」ということであり、既に学術的に破たんしている状況にありながらかなり頭の悪い内容です。
ここのところカナダのバーナビー、オーストラリアのストラスフィールド、そしてアメリカのフラトンで同様の話があった際には日本側の反対が奏功して3連続で阻止してきましたが、今回は敗れてしまいました。
まだ具体的にどこに建設されるか不明ですが、今回大きいのは、これまでの慰安婦像や碑が比較的日本人にとっては馴染みの無い都市に建てられていたものが、今回は多くの人が知っているサンフランシスコです。目立ちます。田舎の地方都市ではありません。ちなみに同市は日本側も大都市の大阪市が姉妹都市となっており、その関係で橋下市長がこの審議前に懸念を示す書簡を送ってもいました。同市長の慰安婦問題についての主張はおおむね「女性の人権侵害は良くない、しかし当時はどの国にもあったことであり日本だけを叩くのはおかしい」といったものです。しかしそれも効果がありませんでした。
情報ではこのまま設置されてしまう可能性が高いようで、もちろん悪いニュースですが、悪い事ばかりでも無いと思います。これが言うまでも無く日本に対する冤罪でのヘイト活動・名誉棄損です。これが日本人のさらなる怒りを呼ぶのは間違いないでしょう。油断は減り、危機感も生むでしょう。教訓にもなります。朝日新聞や反日団体・反日活動への怒りはさらに増幅するでしょう。逆に勝った側の中韓の驕りや油断も生むでしょう。また、このような行為がブーメランで韓国やアメリカに降りかかる可能性もあるでしょう。
韓国(人)はこの短期的勝利が中長期的に逆効果になる事が分かっていません。滅亡一直線です。これを糧にして、相手にとって手痛い反撃をしていきたいところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿