2019年2月28日木曜日
キム・ボクトン元慰安婦の「国葬」、韓国国会議長が天皇陛下に慰安婦への謝罪要求、韓国外相が国連で日本を「性奴隷」批判再開
日韓関係がさらに悪化しています。慰安婦合意の実質破棄や自称「徴用工」判決、自衛隊哨戒機へのレーダー照射などで両国の緊張が高まっていますが、ここ一か月でさらに色々な出来事がありました。
まず、代表的元慰安婦である、金福童(キム・ボクトン)氏が死去しました。
https://www.asahi.com/articles/ASM1Y2HVHM1YUHBI00J.html
この人は「挺対協」(一緒に写真に写っているのも、ユン美香挺対協代表です)代表に担がれて、元慰安婦「被害者」の代表として国内外で積極的な活動を展開していた、日本批判の急先鋒でした。その主張は嘘だらけで、ざっと挙げても、
・朝鮮戦争当時、日本軍に踏みにじられた(フランスでの講演会での発言)。
・14歳の頃に慰安婦にされた。
・1948年?1950年?まで慰安婦として従軍させられた。
・台湾、広東、香港、マレーシア、スマトラ、インドネシアなどで慰安婦をさせられた。
という、信憑性に欠ける主張を展開していました。
「日本軍に性奴隷として虐待されて、多くの慰安婦が虐殺されて、九死に一生を得て命からがら帰国できた」という設定の割には、92歳まで精力的に活動をされて、お元気でした。
実際のところは、朝鮮戦争時の韓国軍/国連軍(アメリカ軍)向けの慰安婦だったのでしょう。
この人は、トランプ大統領に抱き付いたイ・ヨンス氏と並んでスター慰安婦であり、慰安婦の顔でもありましたから、その葬儀は国賓級でした。白バイの先導的な扱いであったようですし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も葬儀で日本で言うところの「土下座」を行って敬意を示し、さらには文大統領は「歴史を正していく」事を約束していくということでした。
次に、韓国の国会議長の文喜相(ムン・ヒサン)氏の暴言についてです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-08/PMLGIP6KLVR801
この人は政権の重鎮たる人物です。この文議長が、ブルームバーグとのインタビューで、「先の戦争の戦争犯罪の主犯の息子である天皇が慰安婦おばあさんの手を取って謝るべき」との問題発言をしました。
その後問題化したため、「『主犯の息子』とは言っていない」と主張しましたが、今度は誤報・捏造報道扱いされてしまったブルームバーグ社が、インタビューの音声データを公開しましたので、嘘が判明しました。その後は、開き直って謝罪しろということを繰り返しています。以下のような一連の発言がありました。
・被害者の最後の容赦があるまで謝れ。
・ひざまずく姿まで見せるなら、なお良い。
・天皇謝罪発言は責任ある指導者の真摯な謝罪が重要だという趣旨だった。
・謝罪する考えはない。
・謝罪すべき側(日本)がせず、私に謝罪を求めているのは盗っ人猛々しい。
・戦争や人道に関連した犯罪には時効がない。
・謝罪の主体としては、安倍首相が1位、その次の2位が日本国王(天皇)になる。
・10年前に天皇から訪韓したい、仲立ちしてほしいと言われた。
→宮内庁「ご面会になった記録はありません。」
また、河野太郎外務大臣は、康京和外相との外相会談で文議長の発言について抗議しましたが、康外相は「そのような話はなかった」と述べており、抗議の存在自体を否定しました。
これら一連の発言は、特に日韓慰安婦合意の後でもあり、日本側には理解できず受け入れられない発言です。昭和天皇を戦争犯罪の主犯という認識も事実と異なります。日本側でこの発言に賛同しているのは、志位和夫共産党委員長ぐらいのものです。
そして、とどめには康京和(カン・ギョンファ)外相が、日韓慰安婦合意を完全無視して、国連人権理事会で日本を慰安婦問題で批判しました。
https://www.sankei.com/world/news/190226/wor1902260006-n1.html
また始まりました。
反日活動を激化させている韓国ですが、3月1日には、韓国が考えるところの「三・一独立運動」の100周年であり、さらなる反日激化が確実です。2019年は日韓断交にどこまで近づくでしょうか。
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